Vivienne Westwood MAN 特殊な着合せ


春らしくなった、と言うよりも暑くて仕方無いです。まともに羊毛や革を羽織れぬだけで何とも言えない倦怠感があるのは大袈裟だけど本当だ。何よりも上着が好きです。インナーの類を殆ど持ってないので、毎年夏になると苦労してます。大体が素直にTシャツ着ていますが、負けた気分になります。どんなに暑くても長袖を、そう思ってはいますが、汗で服が蝕まれるのを思うと、結局洗い易いTシャツになります。毎年夏になると全敗です。半袖だけどシャツ等よりも凝った物を、と探してはいます。でもベストだけは駄目です。あんなの中が半袖だと木こりですから。

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先月末から彫金が本格的にスタートしました。現在、銀が物凄く高騰していて、かなり出鼻を挫かれました。切ない位に庶民的な工夫とも言える技術で半ば無理矢理に制作していますが、一応、アクセサリーになる前段階まで漕ぎ着けました。しかし、完成予定の腕輪が阿呆みたいな量の銀を使う物であり、尚且つバットマンが使っている武器をモチーフにした物なので、「これで本当に作って良いのか」と言う自問自答を無限に繰り返しており、中々次の作業に移る決断を下せません。練習段階にも関わらず只管見直し中です。保留も検討。

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所有や対人に飽き、何も欲しくなくなり、幸福に無関心で、閻魔帳にある自分の名前等の因業の類ばかり気にするのは、禅の様に思えても単純に無気力や半死半生なだけで、何に至る事も無いだろう。身に降り掛かる全ては出鱈目だし酷く恣意的で、その殆どが不幸だから、打ち込まれる儘にしか生きられず、這い上がる事を忘れさせる。実際、今は何に値しようとも思えない。でも隠している本心へ労力を使える様になる時が亦来るだろうと、蓋然的に考え結論から自分の身を守り。でも最終的に断定してしまった事があり、世界がこれ一つだけで自分にとって化け物だらけと言う事と、待てど努めど今から先しか無いと言う事で、虫食まれ。

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恒河沙の甲が舎利なる江河瀉痢。
2011/10/25(火) 10:50 過去の日記 記事URL COM(0)
今井将のヤクザファッション


彫金を始めようかと考えています。主に銀を使うアクセサリーの制作等です。グラフィックの方も一切垢抜けず中途半端な状態ですが、新しい事に挑戦したいと思います。創作に復帰して数ヶ月経たない、しかも何も極めていない人間の言う事ではありませんが、パソコンのソフトウェアで可能な表現に飽き飽きしている部分が絶対的にあります。新しい事を要所要所にやらないと、脳味噌が腐ると言うか、老化しますから、それを拒絶する意味も込めて。試される創造力の種類が似ている世界だと思うので、グラフィックと彫金、どちらの経験も相互的に活かしたいです。あわよくばですが。全くの素人では無いので独学でやります。しかし彫金、道具が非常にお高い物が多い。なので家庭的な物を半ば無理矢理に流用して行う予定です。当面は商品的な価値のある物を作るのが目標ですが、その目安は何も無く、最初は半ば自暴自棄な制作になると思います。徒労で終らぬ様に頑張ります。以上の理由からホームページの更新等が暫く殆ど止まると思います。大変失礼します。

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最近は昔の不良みたいな洋服がマイブームです(日記の画像参照)。八十年代初期でもこんな格好をしている奴は少ないのでは、と言う程の和柄。勿論、僕自身が不良だった時期は一瞬もありませんが。でも、ここまで古風で典型的で、今は全く流行っていないとなると、何となく惹かれてしまうのです。しかし、僕が画像で着ている物と画面左側のシャツはTAKEO KIKUCHIだったりします。流石に画面右側の刺繍は東洋エンタープライズのスカジャンですが。普段、近所をうろつく時に着る為の服として幾つか買いました。勿論、遠出するまでもなく普段から殆どVivienne Westwood MANを着てますが、たまには趣向が全く違う物も良いかなと思い。視力が低く大抵は銀縁の眼鏡を掛けているので、怖いお兄さんなのは間違いないけど、具体的に何なのか良く分からない、と言った姿になってます。次は着物に挑戦か。

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目が覚めた時、一瞬だけ忘れている。寝起きで煙草を呼吸し、それと同時位に全てが終ってしまった事を思い出す。そこで真実を思い出さなければ以前が戻って来る様なものでもない。ディリクレ世界に這い上がり、そこで戸惑い慄き、しかし決して声に出してはならない。自分には何も起きていないと、必死に誰かに伝えねばならない。ティッシュを鋼に見せ掛けた振る舞いを永遠に移動性も無く続けねばならない。それなのに誰かへこの煩悶を伝えたい。それは弱音や甘えの類か。だとすれば僕を地獄へ堕とし炎の中で永遠に罰してくれ給え。無限に続く苦痛だけが僕を浄化してくれる。

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悲境風修飾如し精神病。
2011/10/25(火) 10:49 過去の日記 記事URL COM(0)
東洋エンタープライズのスカジャン


生きているのは自分に与えている罰なのか。そんな事は無い。多少辛くても楽しめている筈だ。もうそろそろ撮影に行かねば創作の素材に限界が来ている。だから取り合えず風邪を治さねば何ともならんのだけど。抑外出したのは良いけどカメラを忘れているという失敗が多過ぎる。長い間その習慣がなかったものだから、どうにか頭に叩き込みたい。それと少しばかり忙しかったせいで地元の連中とも余り会ってないし、遊ぶ約束だけして碌に連絡もしてない方々も居るから反省中。最近はテレビゲームも漫画も小説も音楽も映画も何も新しいものが頭に入ってない。老いてしまいそうだから何かに手を出したい所。兎に角疲れてはいるが未だ何も終わりはしない。血も汗も涙も尽きず二月尽。このちっぽけな人生からの出口がなくても漂い続け自ら終わらせる事もしない刑。与えられもしない自由を祭らず力も欲さず弱さと痛みで駆け抜ける。

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真・三國無双6、キャサリン、エルミナージュ3、ARMORED CORE5、Batman: Arkham Asylum、Castlevania -Lords of Shadow-、DARK SOULS、Fallout: New Vegas、MARVEL VS. CAPCOM3、MetalMax3、METAL GEAR SOLID PEACE WALKER and PORTABLE OPS and RISING。多いな。どれを削るか。そもそもPSPとNDSの新機種をどうしよう。

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妄りに人から同情を貰おうとしてはならない。そんなもので築かれた人間関係は酷く浅ましく穢れている。そんな素振りで居ても、人面獣心しか寄っては来ないぞ。そいつ等のする優恤やそんな仕草の根底は全てが激しい邪念で、良心では一切語り掛けては来ないぞ。下半身主体で頭に糞の詰まった人獣でしかない。どれだけの男が性の問題を最優先させて動いているのか知らなければ。男は畜生だぞ無明だぞ卑劣だぞ嘯くぞ全く信じてはいけない。それを承知していて尚心地良かったり満足と言うなら是非もないが、近しい人達は心配しているぞ。でも大抵は距離を置くしか手段がないぞ。良心を持つ人間は退き逃げて行き、芽生えるのは体を巣食う誰某かへの依存心だけでしかない。誰の助けもなく個として強くなれとは言わないが、死ぬまで幼くも居られない。辛いのは分かるが見守る者の苦しみも果てしなく、でも近くで見ている。そして老婆心を剝き出しにして、すまない。

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古着屋で東洋のスカジャンを買ったのだけど、刺繍が弾け過ぎていて意味不明(日記の画像参照)。だから気に入って買ったのだけど。これを羽織ってもヤンキーに見られないファッションを研究中だけども、今の所髪型が坊主に近いのでかなり不利だ。

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IKEAで数百円の黒いテーブルを買ったが常に足が一本浮いている。
2011/10/25(火) 10:41 過去の日記 記事URL COM(0)
http://www.asahi-net.or.jp/~bq5k-imi/

The Not Found、7年振りに、数分前から復帰してます。テーマは「街と人間」です。突然実写的な物に切り替えたので、今の所、かなり評判は悪いです。宗教、暴力、シンボリック、メッセージ性、フォント等の要素を可能な限り排除し、背景のベースは全て白で製作しています。慣れて来たら徐々に解除します。創作再開から著しく不幸な出来事が幾つかあり、実質二ヵ月位しか作れてなかったりのもあり、間が空いたりで、一枚一枚の画像が非常に不安定で、滅茶苦茶ですが、これから頑張ります。それと十人近い方にモデルになって頂きました。大変感謝します。でもデジカメの使い方を間違っていて、写真が殆ど全部暈けてました。謝罪します。地獄に堕ちます。でも全員分、見るからに画像が荒れているけれど半ば無理矢理に、作れました。課題ばかり残り。色々と勉強し直します。

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冬が好きだ。でもどうせ今年も何となく冬は終わってしまうよ。ずっと寒ければ良いのに。どうせ今年も急に暑くなって、春物も碌に着れないのだろう。でも冬が好きな理由が「汗で洋服が汚れる事が少なくなるから」って言うのが、何とも、風情が無いと言うか情緒が無いと言うか。無骨な男なんです。でも冬、乾燥肌なので若干辛い部分がある。特に鼻の下の辺りが幾ら化粧水を使っても酷く荒れてしまい、化粧品の知識も無いので困っている。靴等の革製品に使うミンクオイルを塗ってやろうかと半分位本気になったけど、少し考えて、止めた。何か、保湿クリームとか、そう言うのだろ。良く分からないけど。

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安くて美味しいお店を探して置いて下さい。

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人間で居る為の努力は何もしたくない。
2011/10/25(火) 10:40 過去の日記 記事URL COM(0)
RAF SIMONSを着た今井将。


数日前からまともに物を食べるようになりました。三日置きに数時間だった睡眠も、今は毎日十時間以上も寝ています。でも人間って言うのは追い詰められている時の方が強かな精神状態を保ち易い場合があって、落ち着きを取り戻す頃にふと危険な思考になってしまったりするので、気を引き締め候。

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泣いてもどうにもならぬから、顔を上げ作業に戻る。誰にも悲しみ等の希有希有しい事は語らず、旨い飯屋の事を話す。物憂い気分で話をするのは汚物を撒き散らすのと同等の迷惑行為だと思うから、なるだけ気を付け候。

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髪型がまた坊主になりました。本当はバリカンで長さ設定を十センチ程にして少し短くしようと考えていたのだけど、バリカンの裏表を間違って使用してしまった為、スキンヘッドに近い状態まで剃ってしまいました。自暴自棄になって眉毛まで全部剃ってしまい、我に返った時には外に出られない程の人相になっている始末。三週間経って、漸く人間に戻りました。毛々々。

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田舎って言う程でも無いけど碌に建物のない町や、在り来たりな自然の風景、派手な魚がそんなに居ない水族館、詰まらないけど不快じゃない映画、最近はそんなのを求めている。

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悲劇とは昔の事よ蕗の薹忘れ行くのは土筆を待たず。
2011/10/25(火) 10:39 過去の日記 記事URL COM(0)
Vivienne Westwood MAN レザーブルゾン


Vivienne Westwoodを着ている割には地味だと稀に言われますが、そんな子供服みたいな物を量産してたのは何十年前の話です。昔の物も昔の物で良いと思いますけど、若い日本人が着ても餓鬼にしか見えんでしょう。僕は出来るだけ、少しでも良いから垢抜けたいです。と言っても度を越して派手な服も十分持っていますけどね。でもそう言うのは、ある程度年齢を重ねてから着ないと乳臭いと思うので、慎重に着ています。最近は革ジャンばかり羽織ってます。何着かありますが、茶色のを頻繁に着ています。革に限らず、茶色い上着って、どう合わせたら良いのか、難しいです。取り合えず黒いジーンズに焦げ茶色のブーツを履いていますが、無難過ぎます。もっと思い切った事したいです。色々と吟味しています。

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最近になり、やっと色々な活動を再開してます。辛いですけれども、反芻する暇を与えない程、無暗に作業をする事によって、何とか、何となく、存えています。僕は今、潔くも意思的でもないから生きている。色々と起こる事はどうしようもなく好い加減で、出鱈目ばかりだから、自分もそんな風になってしまえば良いと思っている。少なくとも今だけは。容易く適当に生きよう。自分が苦しんでいる姿を周りに見せない事は、他人に対する義務や礼儀でもあるから、だから気楽に何も考えん、その素振だけでもしよう。少なくとも今は。何時までか分からぬけど。

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クリスマスは友達と飲んでます。今年で5年目。
2011/10/25(火) 10:37 過去の日記 記事URL COM(0)
Vivienne Westwood MAN アナーキーシャツ


この間、Vivienne Westwood MANの表参道店で、復刻版のアナーキーシャツを買った(この日記の画像の物です)。ストライプが存在せず真っ黒なので、最早アナーキーシャツと呼べる要素はパッチ位しかない。しかもウール素材のニットなので、実質的にはカーディガン。なのでシャツの上に着ています。でもこの寒さでは、そろそろ着れない。最近、世の中がどう動いているのか分からない。目を閉じるのが怖くて、毎日ずっと何らかの特定の事に全神経を注いでいて、倒れそうになるまで何十時間も起きている。今日は、もう土曜日か。たまには息抜きしたいが、皆忙しいからな。一人で近所の古本屋や古着屋でも飽きるまで回るか。家に居て何もしないってのは堪える。

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自分が見れなかった可能性を覗きたい。でもそんな物は実在しない。現実は一つしかない。過去が在るから現在が在ると言う不変の世界にもう何も求める事は出来ないし、だからと言ってそれ以外に求めても全て間違いだ。可能性が無限に等しく細部から細部へ枝分れを繰り返しても、僕は自分が望んでいる場所へは決して辿り着く事がない。世界は何て冷たいのだろう。僕の心は止まってしまった。あの頃に帰れぬから、せめて自分の家に帰る。

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牛の脳味噌を食べてみたい。
2011/10/25(火) 10:36 過去の日記 記事URL COM(0)
こんな見ず知らずの男にこれ以上なく親切にしてくれた彼女の親族と彼女のお友達に、大変感謝している。昨晩の通夜、拝顔した直後、退き帰ろうとする僕に彼女の爺さんが、明日も来てくれと、言ってくれんかったら僕はどうなっていたか分からん。僕の母と妹が葬式所まで送り迎えしてくれなかったら、もうこの場所に帰って来んかったかもしれん。今日、告別式で、彼女のいとこに火葬まで来てくれと言われなかったら、一生悔やんだ。彼女が燃ゆる時、泣いてる僕の肩を彼女の婆さんが抱いてくれて、助かった。骨まで拾わせてくれた。彼女の親父まで背中を叩いて励ましてくれた。精進落としまで参加出来た。こんな見ず知らずの男にこんなに親切にしてくれて、白骨になるまで見届けられて、本当に助かった。どれだけでも礼をば言いたい。僕を支えてくれた地元の友人達と自分の家族にも、述べようがない程感謝している。この事をまだ全く知らせていない友人達、僕のこの日記を読んでる人達にも、僕は亦ここに帰って来れたから、大変感謝している。だけれども唯無念。彼女と僕は並んで眠っておって、彼女は僕が寝ている間に目を覚まし、四階のエントランスから飛び降りた。僕は睡眠薬で眠っていて、彼女の異変に気付かんかった。起こされたと思うが、起きれんかった。僕はその一時間後に警察官にインターホンで起こされ、階段を降り亡骸を検分し、警察署で彼女の母と話し連絡先を交換し、今に至った。彼女は僕と出会うまで荒んでおり、様々に苦しんでおって、最近やっとまともに飯を食える位、楽になっていた中で、こげん形になってしまって、無念です。僕は、警察官がインターホンを鳴らし、目覚め、隣に彼女がおらん事に気付いた時から、今までとは全く別の世界に飛び込んでしまったような気分で一杯です。現実味はあるけれども、何か世界が全て作り物のように思える。でも、それもそうだと悟った。これまでとは全く別の世界を生きて行かねばならんのだから。彼の世が在るのか無いのか分からんけれども、今は唯、彼女の冥福をお祈り致さぶらう。
2011/10/25(火) 10:36 過去の日記 記事URL COM(0)
埼玉の酷い景観


相変わらず創作は復帰してからどんよりと続けているものの、mixiの運営ポリシーに反する表現が含まれている物ばかり作っておるので、この日記には画像を載せられないです。言う程おどろおどろしい画像ではないのですが、何回か注意された事があるので一応。趣向を変えて人物をモデルにした画像を中心に製作しているのですが、カメラや写真に関する知識が乏しく結構苦労しています。それでもモデルになって下さる方が何人か居てかなり助かっています。まだまだ足りないのですけど。今はそれよりもパソコン本体が物理的に壊れ掛けていて、そっちが気掛かりです。押し並べて面倒臭いですけれど割と楽しいです。

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相変わらずデリカシーがない。感情の機微を追求すれば無限に人間の事を考えられるような気がするけど、殆ど考えない。真理的や理念的な考えばかりに焦点が向いてしまい、何故かそちらの方が重要だと思い込んでいるので、自分の事だって悪い意味で顧ないし、天国や地獄の事で頭の中は一杯で、人の気持ちを分かろうとしない。もっと思い遣りについて考え直さないといけない。自分がどんな考えを持っていたって他人には全く関係ないのだし、もっと言えば醜悪なものなのだから。

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日記に載せた写真は日本の恥ずべき景観。日本って特徴的な風景を殆ど持ってないよね。京都の一部とかを省くと本当に何にもない気がする。でもそんな合理的で醜い日本の町並みが好きだったりするのだけど、世界中の人が日本に来ていると思うと少し恥ずかしくなる。

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垢抜けな過ぎて逆に垢抜けている。
2011/10/25(火) 10:34 過去の日記 記事URL COM(0)
今井将のコラージュグラフィック


夏は結構遊んでいた。日焼けして顔の皮が3回剥がれ、足に豆を6箇所も作り、熱中症で3回倒れそうになって、8キロ痩せた。茹だるような暑さと、服装の選択肢が薄着に限ってしまう事に途轍もない不快感を感じながらも、楽しんだ。ずっと友達と一緒だったし。今は只、ウールや革の上着を羽織りたいと言う一心のみ。でも10月もそこそこ暑いと気象庁は言っているので、切ない。

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全然作業捗らない。自分の底の浅さを露呈させない事に必死。
2011/10/25(火) 10:33 過去の日記 記事URL COM(0)
世の中は何でも恣意的だし、それでも努力するのは当然だけど、でも努力に対する意思決定も全て恣意的な状況や要素しか含まないし環境や才能も全部そうだし、それでも頑張ってるのだけど、それでも自分や人間の意思が世の中に介在すると言えるのか、生物が存在する目的は明確ではないし、無いとも言えるし、だったら、もっとだらしなく、適当に生きれば良いんじゃないのか、好い加減で良いじゃないか、これは世の中の調和と言う化け物が見ている夢に過ぎないのだから、本当は誰だって自分だって何処にも居ないのと殆ど同じだから、自分自身を保つ意味なんて無いじゃないか、でもそれは心理的合理化が進み過ぎているだけだから、頑張るんだけど、自己責任論者だから、頑張るんだけど。

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薬の副作用が結構抜けて来て、真っ直ぐ歩ける位にはなり、そこそこ元気です。新しい薬を処方されてから3週間、まともに生活出来ませんでした。それでも頻発していたパニック発作や過度の苛立ちが殆ど改善されたので、飲み続けてました。興奮状態を無理矢理沈静化させるみたいな薬で、必然的にずっと欝状態でした。それでも発作が治まるのでマシでしたが。この3週間、ぼんやり昼飯食ってたら夜になってたり、座って床を眺めた状態で何時間も過ごしたり、死人みたいでした。仕舞にはロボコップ3観ながら号泣してるし。そんな状態でも外出しないといけないので相当怖かったです。徒歩2分の距離で死を覚悟したのは産まれて初めてでした。今の時点では結構調子良いです。まだ眩暈が止まりませんが。色々再開します。

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闇鍋をしてたら停電して、明け方まで中身が分からなかった。
2011/10/25(火) 10:32 過去の日記 記事URL COM(0)
地元に良く通っていたラーメン屋があって、店員にも顔を覚えられていて、何時もサービスして貰っていたのだけど、もう2年近く行ってなかった。昔はテレビチャンピオンで優勝した程の有名店だった。だけど店長が失踪してしまい、それからは奥さんが全てを切盛りする事になった。しかし奥さんではスープの味が上手く再現出来ず、全く別物に変わってしまったのだ。ラーメン通からは罵詈雑言を浴びせられ、2時間並ばないと食べられないラーメン屋は、閑古鳥の鳴く侘しい店になってしまったのだ。この店の評判を調べると、何処も彼処もスープの味への文句ばかりで、「昔は良かったのに」と言う人間しかいないのである。僕がそのラーメン屋に通い始めたのは店長が居なくなってしまった後で、店の評判が著しく悪くなってからである。この店に通い始めた切っ掛けは、たまに店の前を通ると、見掛ける度に奥さんが痩せ細って行き、店から出てくる客は悉くラーメンの文句を言っていて、居た堪れない、切なくなって、僕は何だかこの店と奥さんが心配になって、それから頻繁に店へ通う様になったのだ。でも2年前、それを止めた。そんな気持ちで店に通われるのも迷惑だろうと思ったからだ。でも今日、2年振りにそのラーメン屋に行ってみた。またあのラーメンが食べたいと思ったからだ。それなら許されるだろうと思ったからだ。店に入ると、昔と同じく、奥さんが一人でスープを作っていた。準備中の看板が掛かっていたが、僕に気付いて開けてくれた。普通のラーメンを注文すると、2年間全く行ってなかったのに、サービスで味付き卵がトッピングされ、チャーシューも普通より多めに乗せられていた。コーラまでサービスで頂いた。ここまでされると恐縮である。「昔、良くお店に来てくれていたのをはっきり覚えてます」と言ってくれた。何だか感激してしまった。ラーメンは美味しかった。「美味しかったです、また来ます」と礼をして店を出た。そうだ、これからは、美味しいからこの店に通えば良いのだ。何だか詰まらない話ですまん。

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居る場所はあるけど帰る場所がない。
2011/10/25(火) 10:32 過去の日記 記事URL COM(0)