今井将のヌード写真


誰もが自分の心を掻き乱す悪魔の様に思える時があるけれど、そんなの僕だって同じではないか。何にも動じぬ強い心が欲しいけれど、今有る生命自体が独立した個として生きて行くのが無理だから、受け続ける痛みを必死に抑えながら生きて行くしかない。大して強くはなれぬ様に出来ているのだから。非人間的な力を求めるのは不可能だけど、でも、それに出来るだけ近くの高みを目指したい。過ちの儘進んでも強くなり、自分を生かし続けるのを夢見。

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古着屋を巡るのが最近の趣味だ。物凄く安い。インポートブランド全般は日本に来ると値段が倍になるのは有名な話だけど、どれだけ売る馬鹿と買う馬鹿で成り立っている世界なのだか、様々な意味合いで更に分かる。殆ど新品でも定価の二割で売っている世界とか、素敵だな。でもプレミア商品と言う存在もあるけど。それに、どんな鑑定士の居るしっかりした古着屋でも必ず偽物はあるし、抑手放される様な物だから殆どゴミの山と言うのが痛い所だけれど。等と、僕が口を開けば常に洋服の話で失礼致候。

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出掛け回るからスクーター等が欲しいが、三日で死ぬだろう。何故なら、自転車でさえ三日で何度も大怪我するからだ。乗り物とか或る程度は全部諦めた方が良いのかも知れない。癲癇も稀にあるし。なのでバスに乗っている。バスに乗って外を眺めていると、毎日見ている街でも、若干違って映る。その時点でその街に居るのにも関わらず、郷愁に駆られる様な、変な気持ちになる。単純にそこまで乗り慣れて無いからだと思うけど。

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何かを忘れぬ様に強く念じると、万物全てに同じ時間が流れているのだと痛感する。少なくとも或る程度は。忘れたく無い事があって、どんなに誓おうが願おうが、時間が全てを変えてしまう。中身の喪失した思いだけ残して。だから、今は消えてしまった何かが、以前は確実に存在したのだと、再確認する為に触媒が必要で、それに手向けるのはどうか許してくれ。

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新しい作品が出来ました。メッセージ性で見た目の良さが大分犠牲に。
http://www.asahi-net.or.jp/~bq5k-imi/neobox/017.html

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まだ見ない自由な空に死は歩む。
2011/10/25(火) 10:56 過去の日記 記事URL COM(0)

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