公平無私でありたいが、未だ爪先にすら至る事はない。僕は全く謙虚ですらない。他人の間違いに対して怒る。それが当然の怒りかどうかではなく、怒ってしまう事自体が問題だ。僕は、不公平が大嫌いだ。でも、不公平な人間に対して怒ってしまい、その感情を表に出してしまうなら、自分がどんなに公平な意見の持ち主だったとしても、火に対する油でしかない。相手よりも自分の考える事の方が正しいと言う、著しく幼稚な妄想を強制しようとするのは、暴力だし、支配欲でしかない。客観、 道理、正見、そんな俗世にしかない架空の観念の中で、自分の意見の方が正しいとか、相手が間違ってるとか、そんな考えは、言葉遊びみたいなもんだ。それが原因で争いを産み出す事になるならば、誰にも害にしかならない。何の考えも持たずに観念的だから、感情的になるし、誰かと対立する羽目になる。自分自身を理性で抑えられない獣が、何を吠えても真摯に聞かれる事は無い。傲慢な人間は目障りなだけで生きてる価値が無いし、自分がそんな側面を強く持っていると、自覚しようと思う。だから、どんな場合でも、どんな人間に対しても、謙虚な振る舞いを心掛けよう。そもそも、僕の力では、誰の心も変わらんのだから、変えようとする事もしない。その結果、何かが見殺しになろうとも、それは僕の様な人間がどうにか出来た問題では無かったのだから、そうなるだけだ。
2011/11/20(日) 16:13 日記 記事URL COM(0)

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